内容説明
竹田氏の裁判は、千数百人による千数百万円の募金をはじめ、有形無形の支援に支えられた。差別を許さない市民の自覚が、司法のまっとうな判決を生みだし、言論空間を救ったのだ。『ある裁判の戦記』の著者の山崎雅弘氏と、支援の先頭に立った内田樹氏とが、この裁判の意義を語り合った。
著者等紹介
内田樹[ウチダタツル]
思想家。1950年生まれ。神戸女学院大学名誉教授、凱風館館長。専門はフランス哲学・文学、武道論。第六回小林秀雄賞、2011年度新書大賞、第三回伊丹十三賞を受賞
山崎雅弘[ヤマザキマサヒロ]
戦史・紛争史研究家。1967年大阪府生まれ。古今東西の戦史・紛争史を多面的に分析する著術活動のほか、時事問題に関する論考を新聞・雑誌・インターネット媒体などに寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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