内容説明
日本人「慰安婦」が一人も名乗り出ないのはなぜか?ビルマ従軍の日本人「慰安婦」を独自調査。政府が女性を集め前線に―警察庁資料から。背景に遊郭(近代公娼制度)の暗い歴史が。敗戦後も米進駐軍に多くの女性を差し出し。日本人「慰安婦」はジェンダー平等の根幹。
目次
序章 日本人「慰安婦」はどこにでもいた
第1章 ビルマ従軍の日本人「慰安婦」調査
第2章 政府はこうして、日本人「慰安婦」を集めた!~「警察庁資料」は語る
第3章 遊郭へ私の旅
第4章 米兵のための「慰安所」設置と国民の証拠隠滅
第5章 日本人「慰安婦」はジェンダーの根幹
著者等紹介
吉川春子[ヨシカワハルコ]
1940年、東京生まれ、中央大学法学部卒業。埼玉県八潮市議、日本共産党参議院議員(4期)。DV法、児童買春ポルノ処罰法、「慰安婦」問題解決法など、女性の人権にかかわる立法を他党の議員とも協力して取り組む。現在、「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナール代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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