内容説明
不登校、ひきこもり、虐待、性暴力、介護、貧困、社会的孤立など、多様化・複合化している課題に対応し、すべての人びとのウェルビーイングの実現をめざした、ミクロ・メゾ・マクロレベルの総体としての実践を可能にするのが、ジェネラリスト・ソーシャルワークです。この実践に必要な22のポイントを、具体的な実践事例を挙げ解説しています。
目次
第1章 ジェネラリスト・ソーシャルワークとは何か(ジェネラリスト・ソーシャルワークの成立経緯;ジェネラリスト・ソーシャルワークの特徴)
第2章 ジェネラリスト・ソーシャルワーク実践のためのポイント(クライエント主体;ニーズとしての理解 ほか)
第3章 実践事例から理解するジェネラリスト・ソーシャルワーク(外国にルーツのある子どものニーズを充足する交互作用への連鎖的変化を実現した事例;孤立した「父子家庭の子」を、子ども・家庭、学校、地域の連鎖的変化により「地域の子」としての成長を実現した事例 ほか)
第4章 ジェネラリスト・ソーシャルワーク実践のためのスーパービジョン(ジェネラリスト・ソーシャルワークを基盤とするスーパービジョンの必要性;スクールソーシャルワーク・スーパービジョンの現場から ほか)
著者等紹介
〓良麻子[コウラアサコ]
法政大学現代福祉学部教授。社会福祉士
佐々木千里[ササキチサト]
スクールソーシャルワーカー・スーパーバイザー。立命館大学、愛知県立大学大学院等で非常勤講師。社会福祉士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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