内容説明
村石保が綴るもう一冊の写真集。本橋成一の写真を通して昭和から現代までの「時代」を、ときに鋭く、ときに切なく読み解くエッセイ集。誰しもの記憶の端っこに沁みる写真&エッセイ50編。
目次
昭和、記憶の端っこで1(上野駅、プラットホームの幕間;帰ろかな帰るのよそうかな ほか)
故郷喪失(「Надежда=希望」或いは本橋成一私論;天国はいらない、故郷を与えよNO NUKES! ほか)
かたほとりへの眼差し1(月とジュゴンと老人;井戸、あるいは原郷へ ほか)
昭和、記憶の端っこで2(日いづる國に;傾いた日の丸 ほか)
かたほとりへの眼差し2(「かたほとり」への眼差し;“いのち”の現場に見る家族の肖像 ほか)
著者等紹介
村石保[ムライシタモツ]
1951年、長野県生まれ。1970年より東京で演劇、映画制作に携わる。帰郷後、出版社に勤務後、妻と共に長野市で出版社オフィスエムを立ち上げ、2013年よりbooks cafeまいまい堂を開設、店主となる。2020年より森の中の本工房・風來舎の代表。2022年4月27日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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