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内容説明
経済はカネが全て?経済活動は人間の営みであり、愛なき営みは人間の営みにあらず。事例研究を重ね、偽物の経済を排して愛あるまことの経済へと向かうために。
目次
序章 なぜ愛の讃歌なのか
第1章 愛はどう語られて来たか(1):エディット・ピアフの場合
第2章 愛はどう語られて来たか(2):アダム・スミスと使徒聖パウロの場合
第3章 愛なき偽りの経済の事例研究(1):無魂企業と偽物経済合理性の場合
第4章 愛なき偽りの経済の事例研究(2):国内経済運営と通商・通貨政策の場合
第5章 真と偽りの狭間にあるグレーゾーン経済の事例研究(1):戦略的良心経営?
第6章 真と偽りの狭間にあるグレーゾーン経済の事例研究(2):戦略的持続可能性追求?
終章 愛は限りなく
著者等紹介
浜矩子[ハマノリコ]
エコノミスト、同志社大学大学院ビジネス研究科教授。1952年、東京生まれ。一橋大学経済学部卒。三菱総合研究所初代英国駐在員事務所長、同所政策・経済研究センター主席研究員などを歴任し、2002年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケンサン
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愛は3つ:欲求の愛エロス、友愛フィリア、無差別の愛アガペー。シェークスピアの十二夜の「旅は恋人たちの出会いで終わる」→「愛の讃歌としての経済」探しの旅の幕開け…E.ピアフの愛の賛歌→無償の愛アガペー。A.スミスの国富論の見えざる手→愛に根ざす共感の手。聖パウロのコリント人の第一書簡に見る愛。著者の経済活動三原則:人間を幸せにする、不幸にしない、人権の礎である/成長、競争、分配/CG、CSR、ESG、SDGs、D&Iの言葉遊び、ならぬよう…旅の終り→「愛ある限り、愛は限りなく」のリフレインが求める恋人。2022/08/29