内容説明
「成功」でなく、「戸惑い」を共有する。身近な自然と人間の関係をどう結び直すのか―。市民と研究者、企業、自治体が「へだたり」を越え、「超学際」で解決するヒントを探る。
目次
はじめに―ひらかれた協働研究の理想形を求めて
第1部 理論編(知はどこにあるのか―「あいだ」に出ていく超学際研究;地域の未来デザイン力を向上する知識のネットワーク化;より包摂的なパブリックエンゲージメント活動;研究データ公開の「ずれ」を軽減させるガイドライン;デジタル地図のオープン性・政治性・倫理性 ほか)
第2部 実践編(琵琶湖の水草―ひらかれた協働研究の理想と現実;ひらかれた協働で生物多様性の研究と実践の隔たりを超える;地域と流域の超学際研究をゼロから始める;サマースクールで超学際の作法と戦略的な問いづくりを学ぶ;専門家と非専門家の異なる回路を探る ほか)
おわりに―ホンマにできんの超学際?