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内容説明
子どもと向き合い、自分と向き合い、登校拒否・不登校の子どもの親を生きる。もうひとつの当事者たちの出会いの物語。
目次
親と子の葛藤(かけがえのないわが子の登校拒否―初めて気づいた宝物の時間;あんた、ホンマはどうしたいの?―「聴くこと」は私の一生のテーマです ほか)
親の会に出会って(出会いの中で、息子も私も―揺れながら支えあう;不登校という我が家の宝物―家を居場所にして ほか)
全国のつどいにつながって(孫の不登校を経験して―涙を越えて;帰っていける場所―まちがってもいいんだよと受けとめてやりたい ほか)
学校に希望を(人間関係をつくるはたらきかけ―娘が「うちの学校」と呼んだ;多くの人に支えられ、自立に向かった息子 ほか)
当事者の声を聴く(わたしは不登校を後悔していない;不登校だったきょうだいが織り成す世界 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オカヤン
1
読了。あとがきより 1.ひとりぼっちで悩む親がいなくなるように 2.学びあおう、語り合おう、子供達をまんなかに 3.悩みの尽きない、親同士、ともに揺れながら待とう2021/09/23
はんぺん
0
親、教師、子供…さまざまなな人の不登校の体験が書かれた一冊。「不登校でよかった」という発想があって驚いた。不登校は誰よりも自分と向き合うことができているのだと強く感じた。他にも印象に残った言葉は「育て方間違えたって言わんといて」「本当に欲しいものがあるのだけど、何かわからへん」。リアルな色々な感覚に触れることができた。また後書きにあった今は「即席の答え」を求める時代であること、また登校拒否の要因についてのことも、とても考えさせられた。今一度、じっくり、しっかり向き合って考えていきたいと思った。2022/12/30