告白―岐阜・黒川満蒙開拓団73年の記録

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告白―岐阜・黒川満蒙開拓団73年の記録

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  • サイズ 46判/ページ数 324p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784780310474
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0036

内容説明

2017年8月、衝撃のNHK ETV特集「告白―満蒙開拓団の女たち」の放送から2年半。女性たちの心の奥底と、乙女の碑に碑文を付設した次世代の人々の苦悩と決意までも聴き取った渾身のフォト・ルポルタージュ。

目次

プロローグ 佐藤ハルエさんとの出会い
1 告白
2 それぞれの戦後
3 歴史を遺す
この史実を語り継ぐために(満蒙開拓平和記念館館長 寺沢秀文)
エピローグ 心に刻む言葉

著者等紹介

川恵実[カワメグミ]
NHKディレクター。1989年生まれ、同志社大学社会学部在学中からドキュメンタリー制作を始める。卒業後、映像制作会社テレビマンユニオンに参加。2015年よりNHKに移籍し、岐阜放送局に3年間赴任する。ETV特集「告白~満蒙開拓団の女たち~」は、岐阜放送局時代に取材し制作。現在は、NHK制作局第2制作ユニットにて、番組制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobuko Hashimoto

23
満蒙開拓団が終戦直後に未婚女性たちを「性接待」させた事実を当事者や家族の証言から明らかにしたもの。NHKの特集番組を基に加筆した本ということもあってか、誰もが苦しい決断や行動をせざるを得なかったという論調に感じられた。2022年に出た平井美帆『ソ連兵に差し出された娘たち』は、本書ではあまり言及されなかった人からも証言をとり、より詳しい事情を掘り起こして、開拓団幹部らの責任を告発する論調になっている。2022/09/14

トト

3
2017年8月ETVで放映されたドキュメント番組、その後の取材をまとめたルポルタージュ。 戦後苦労の末、帰国を果たした岐阜黒川村満蒙開拓団の関係者に、丁寧にインタビューを重ねた生の声。犠牲者となった若い女性たち、犠牲を敷いたことで罪の意識を持つ人々、救われた家族たち、長らく口を閉ざしてきたことによる葛藤に、胸が痛くなります。戦争が自分や家族にもたらす不幸、そのことが話せなくなることがあることを、我々はもっと知るべきだと感じました。都合の悪いことを利己的に隠蔽させてきた人達も葛藤があったのでしょうか。2020/07/03

四男の母

2
この本は読むのがつらかった。戦争というのはこんなに尊い若い女性たちの犠牲をもたらすのか。満蒙開拓団のためにソ連軍の性の接待に出されたというのに、それを誰にも言えず生き続けなければならなかった。病気になり亡くなった方もいた。本当のことを語ってくださった方達、碑文をつけて後世に語り継ぐ遺族会の方、とても勇気のあることだと思った。読んでよかった。(ETV特集いつもいい内容多く好き。)2020/12/18

えりんぎ

2
同じ開拓団の仲間の命を守るため、ロシア兵の犠牲となった乙女たち。開拓団を警護してもらう見返りに彼女たちの純潔が差し出されたのだ。こんな酷いことが起こっていたことを私たちは知らなければならない。しかも皆の為に身を犠牲にしたにも関わらず、帰国後差別にあい、故郷に帰れなかった人もいたという。なんて戦争とは恐ろしく愚かなものだろう。結局一番の被害者は弱い一般市民。このようなことは二度と起こしてはいけないと強く思う。2020/08/12

ichigomonogatari

2
こんなことがあったんだ・・・重苦しい気持ちになり、ショックだった。読み進めるのが辛かった。敵に女性が蹂躙される話はよく言われているけれど、守ってもらうために自ら「接待」を出す・・・犠牲になるのはいつだって弱い人々。そして、その犠牲には感謝が述べられるどころか、差別の対象にすらされたりするのもいつも・・・今だったら、医療従事者が必死で働いているのに差別される。ちょっと話は違うけれど。2020/07/05

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