内容説明
グリム版・ペロー版『赤ずきん』、西加奈子『きりこについて』、桜庭一樹『青年のための読書クラブ』―登場人物の「性」のあり方を見つめると物語の底流が見えてくる。
目次
第1章 「物語」とジェンダーの関係(ジェンダーという考え方;物語の中の「女」と「男」)
第2章 「赤ずきんちゃん」たちとの対話(あなたの知っている「赤ずきんちゃん」は?;「赤ずきん」のジェンダー構造 ほか)
第3章 『きりこについて』(西加奈子)を読む(登場人物たちのつくり;「きりこ」について考える…ぶすとは何か? ほか)
第4章 『青年のための読書クラブ』(桜庭一樹)を読む(五つの章の組み立てとつながり;学園の権力構造とジェンダー ほか)
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