内容説明
毎日新聞の9年間のコラムを国別に編集、全面リニューアル。戦火の人々、核のゴミの行方、目からウロコの風俗・習慣…。風刺とユーモア、写真120枚。
目次
序章 僻地の人々
第1章 イラクとヨルダンの片隅で(ヨルダンの入国審査で;死海で見事に3冠達成? ほか)
第2章 モンゴルの片隅で(モンゴルのウラン鉱山を取材する;「戦争」ではなく「事件」 ほか)
第3章 南アジアの片隅で(ビンラディン殺害現場で拘束される;せっかく日本語覚えたのに ほか)
第4章 シリアとレバノンの片隅で(レバノンでシリア難民と交流する;いざ戦火のシリアへ ほか)
著者等紹介
西谷文和[ニシタニフミカズ]
吹田市役所勤務を経て、現在フリージャーナリスト、イラクの子どもを救う会代表。2006年度「平和協同ジャーナリスト大賞」を受賞。テレビ、ラジオで紛争地の取材に基づいて戦争の悲惨さを伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆうろう
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尊敬する某評論家が「おもしろい」と評していたので読んでみたが、あまりにくだけた文章で高評価とはならず。しかし著者は内戦のシリアに潜入したりとかなり危険な旅?をしているな。その行動力には脱帽。だからこそ、もう少しジャーナリスティックな文章を期待していたのだが、単なるエッセイの類いに収まっている。構成も約30年前の旅と最近のそれとが混在したりと、今一つまとまりに欠ける印象。つい辛口になったが、それだけ期待していた証。下巻は読むか読むまいか思案中。他にも読みたい本はワンサカあるけんねー。2024/07/09
aybug03
0
恥ずかしながら知らなかった事ばかりで、なんとなく聞いた事がある程度の事が少しはリアルに感じられた。 ウランが原発になるまでのいきさつも核兵器からだとか。 濃度のちがいだけだとか。 人は戦争になるとなんでもやってしまうという。 そう聞くとありきたりだけど、読んでいるとより深くそう感じる。 最後に安田純平さんについても触れられているが、西谷さんと同じ気持ちです。2020/08/12
トッシー7
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テレビでの報道では知ることができない事が沢山ある。2019/09/19
みわごん
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人柄なのか、現地での感想とか身近に感じました。 とてもリアリティがあって、よかったです。2019/06/08