目次
第1部 カナダ・オンタリオ州の子ども・家庭支援のデザイン(オンタリオ州の政策動向;トロント市の政策動向;日本の地域子ども家庭支援拠点と子どもアドボカシー)
第2部 コミュニティハブは子どもと家庭に支援をつなぐ地域の最前線(人口急増にともない新旧住民が混在する地区ウォーターフロント・ネイバーフッドセンター;ワーストスラムからヒューマンサービス・インテグレーションのパイロット地区に生まれ変わる再開発地区=リージェントパーク;移民や難民をかかえる地区の2つのハブ ブレイクストリートパブリックスクールとイーストビューコミュニティセンター;LGBTQの人びとを支えるトロント最大のハブ519コミュニティセンター;「ベストスタート」モデル都市・ハミルトンの既存資源活用型コミュニティハブ)
第3部 子どもの権利擁護をすすめるアドボカシー事務所の活動(オンタリオ州アドボカシー事務所が、いま取り組んでいること;「子どもたちの声」とインクエスト;ユースとのパートナーシップ)
著者等紹介
畑千鶴乃[ハタチズノ]
大阪府立大学社会福祉学部卒、奈良女子大学大学院人間文化研究科単位取得退学、学術博士。鳥取大学地域学部人間形成コースで、「子どもにとって身近な拠点形成」に関して実践研究に従事。鳥取では社会的養護実践者らと鳥取養育研究所を運営し、「子どもアドボカシー機関」の設置をメンバーで模索している
大谷由紀子[オオタニユキコ]
奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了、博士(学術)。建築設計事務所で都市開発・建築設計の実務を経て、摂南大学理工学部建築学科教授。子どもと家庭を地域で支えるための環境づくりについて、拠点計画やまちづくりの観点から研究している
菊池幸工[キクチコウコウ]
早稲田大学社会科学部卒。カナダ・トロント大学大学院修士号取得。ビジネスコンサルタント。日本の児童福祉関係者の研修・研究コーディネーター及び通訳。カナダと日本の社会的養護の子どもの国際交流コーディネーター。日本で「子どもの権利擁護」に関して、ワークショップや講演を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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