内容説明
新制度、新指針・新要領でますます重視される「災害への備え」。本気の訓練がいのちを守る。9つの園の避難訓練の実際を写真で紹介。それぞれの保育施設の立地条件や地域とのつながりのなかで、さまざまな実践を通して考える。
目次
1 避難訓練の実際―地域に根ざし、立地の特性を考えて(地域に根ざし、いのちを守る―東京・村山中藤保育園「櫻」;海から10分、3日間生き延びる本気―静岡・さざんかこども園 ほか)
2 避難訓練の実際―施設の種類や規模に合わせて(避難訓練は職員も学び合う機会―幼保連携型認定こども園さふらん;いのちを預かる重さの前で―家庭的保育事業そのだ家庭保育室 ほか)
3 被災に学ぶ―熊本地震、東日本大震災、関東・東北豪雨(2016年熊本地震から約1年;いちばん大事なのは心構え ほか)
4 今、求められる保育施設の避難訓練(自然災害の多いこの国で;すべての人にとって重要な避難訓練 ほか)
著者等紹介
天野珠路[アマノタマジ]
鶴見大学短期大学部教授。専門は幼児発達学、保育学。保育園・幼稚園で19年間保育者として勤務。横浜市保育課にて保育士の研修・保育指導担当を経て、保育者養成にあたる。保育士初の厚生労働省保育指導専門官として、保育所保育指針改定にも携わった後、日本女子体育大学准教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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