内容説明
職業病とチーム医療の35年。患者と医師という診察室の枠を取り払った上で、社会の中における人々の活きた営みとして医療をとらえることが必要である。慢性二硫化炭素中毒症という病気の物語から、医療と医学の原点を振り返り、これからの医療と医学を考えていくささやかな糸口になれば幸いである。
目次
ラマツィーニ、現代に蘇れ
宇治での邂逅
開業医の力
専門家の力
病人を診る
民主的集団医療
病人と患者の谷間
隠された歴史
現場からの疑問
支えた人たち〔ほか〕
著者等紹介
吉中丈志[ヨシナカタケシ]
1952年山口県生まれ。京都大学医学部卒業。2002年から京都民医連中央病院院長、京都大学医学部臨床教授、全日本民医連副会長、13年から京都府保険医協会理事。総合内科専門医、循環器専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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