出版社内容情報
内容紹介
地域史・技術史・流通史に先駆的な業績を残した著者が
「地域史をどう書くかということではなくて地域社会の中
から歴史をどう描くか」を課題として、中世後期の地域社
会における民衆生活の全体像を、支配関係・村落共同体・
差別構造・技術・信仰などから重層的に明かそうとした珠
玉の論集。
目次
第1編 中世における地域(和泉国とその周辺;東アジア地域)
第2編 中世における流通と都市
第3編 中世人の技術・生活・信仰
付編(日本中世の社会と経済;中世村落生活と信仰)