内容説明
「オール沖縄」再生の可能性はどこにあるか。深奥部で綿密な取材を積み重ねた著者だからこそ語れる辺野古新基地問題の行方。
目次
第1章 玉城デニー知事誕生の真実(上)―翁長雄志前知事の闘病と急逝の狭間で何が起きていたか
第2章 玉城デニー知事誕生の真実(中)―チムグクルをつないだ日
第3章 玉城デニー知事誕生の真実(下)―歓喜の夜、そして
第4章 国策に翻弄されてきた地方都市・名護の市民の心の叫び
第5章 翁長雄志前知事の功績(上)―政治家の「格」の違いについて
第6章 翁長雄志前知事の功績(下)―民意を背に受け危機を脱する柔軟性について
第7章 沖縄の「民意の底力」は死なず―「オール沖縄」弱体化の不安から遠く離れて
少し長めのエピローグ―死者とともに生きるということ
著者等紹介
渡瀬夏彦[ワタセナツヒコ]
ノンフィクションライター。1959年、埼玉県生まれ。著書に『銀の夢―オグリキャップに賭けた人々』(講談社ノンフィクション賞、JRA馬事文化賞)など。2006年から沖縄に移り住み、人物ドキュメントを中心にスポーツ・芸能・芸術から選挙や基地問題までを取材し、「週刊プレイボーイ」「週刊金曜日」「週刊女性」「世界」等の雑誌や、新聞・WEBメディアに寄稿を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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