著者等紹介
国栖晶子[クニスアキコ]
京都精華大学デザイン科卒業。イラストレーター、絵本作家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
87
優しい~優しい介護の絵本だった。作者あとがきにもあるが、介護は十人十色。一概に正解とか、~ねばならないは無いと思うが、根底には『優しさ』だよなぁと思った次第です。2015/11/25
とよぽん
26
突然、義母が骨折して介護をしなければならなくなったネコの「よネコさん」。作者の体験をもとに、介護の入門、心得、サポート体制など、基本を教えてくれる。決して一人で背負わない、~するべきという考えにとらわれない、時には愚痴を言ったり怒ったり、そして介護される人も辛い、お互いに優しい気持ちが大切だね。と諭される。生身の人間、いつ誰がヨーカイ(要介護)さんになるかわからないのだから。2019/10/29
ヒラP@ehon.gohon
6
高齢者への読み聞かせを考えていて出会った介護の絵本です。 「ヨーカイ」さんは突然やって来て、戸惑うことばかりかも知れないけれど、今まで考えたこともなかった人との出会いがあって、いかに仲良くしていくのか、考えてしまいそうです。 そんな時は、リラックスリラックス…。 絵本としてまとまりに欠けるようにも思いますが、介護の波乱万丈を言い得ているとも感じました。 この絵本の中には、「思いやり」のキーワードと、人との関わり方のエキスがこめられていますが、絵本の読み聞かせとジャストフィットだと思いました。2016/01/15
長友雪乃
2
突然よ~かいさん(要介護3)になってしまった義母。 それを『よネコさん』を通して介護の現実、心境等をほんわかしたイラストで関西弁(京都)で優しく表現している。 『メガネを かえて 距離 かえて』 や 『一寸先には光があるんや!!』 には心うたれました。2021/05/16