内容説明
ブラック企業と闘うために続けた四年間にわたる研究成果を世に問う。労働者をどう組織化するか!
目次
組織化の諸契機
第1部 総論―運動と闘いを支えるもの(労働法制の現状と労働組合の課題;雇用と働き方の貧困と労働組合;労働者・労働組合の運動再生のために―社会的規制力をもつ運動の構築)
第2部 各論―労働現場の諸相(日本的労使関係と大企業の労働組合―「ユニオンショップ」制と少数派組合の事例から;非正規労働者の組織化と労働運動の課題;パートタイム労働者の増大と雇用の身分化 ほか)
第3部 運動への新たな視点(労働者の連帯と文化・サークル運動―“うたごえ”を中心として;ジェンダー平等と公務非正規の組織化―労働運動のジェンダー規範の克服;コミュニティ・オーガナイジングから学ぶ―運動技術の継承と市民運動との接合点)
新しい組織化とユニオン運動―連帯という選択
著者等紹介
中村浩爾[ナカムラコウジ]
大阪経済法科大学名誉教授。法哲学・法思想史。民主主義科学者協会法律部会・元全国事務局長
寺間誠治[テラマセイジ]
労働者教育協会常任理事。全労連・元政策総合局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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