目次
1 日本国憲法の“魂”を語る(平和文化今もあるはず;「憲法物語」を紡ぎつづけるために;「自主憲法制定=全面改正」論批判)
2 憲法とわたしの歩み(岩波文庫「私の三冊」;一九二九年―世界は開かれていなかった;一九四五年―日本国憲法は、ぼくたちなりに育ててきた)
3 文化の内と外(“周辺”を遊ぶ;“いうならば”モーツァルト;マッカーシィズム下の思想の自由―リリアン・ヘルマン『眠れない時代』書評;オペラ『ムツェンスク郡のマクベス夫人』など;「エキプ・ド・シネマ」における「生きている言論」;「日本人の特性」と憲法)
4 人を語る、人と語る(創造性ということ;大江健三郎と日本国憲法―法と文学の解釈をめぐって;あるライブラリアンの軌跡―甲斐美和さんへ;戦後の歩みを共有して―江藤文夫さんへ;三酔人前口上―加藤周一・一海知義氏へ)
著者等紹介
奥平康弘[オクダイラヤスヒロ]
1929年5月19日‐2015年1月26日。憲法研究者、東京大学名誉教授、エッセイスト。専攻は、表現の自由、及びアメリカ合衆国憲法。九条の会よびかけ人、立憲デモクラシーの会共同代表などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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