目次
第1章 小学生の放課後対策、何を考えるべきか(就学前の子どもを対象とした施策;放課後対策のあり方;新制度における小学生の放課後対策と学童保育;学童保育と全児童対策の一体化をどう考えるべきか;新制度の下で何を検討すべきか)
第2章 各地の放課後施策、学童保育の実際(学童保育・はまっ子・キッズの三事業(横浜市)
学童保育・全児童ともに専用施設と職員で(守口市)
指導員の専門性・常勤職員としての処遇(大津市)
2つの小学校に5つのクラブを常勤職員で(大山崎町))
第3章 条例化を考える視点(学童保育を権利としてとらえる;児童福祉施設としての学童保育所;指導員の資格と専門性;子ども集団の適正規模と指導員の員数(配置基準)
施設・設備の基準
事業内容その他)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
7
来年度から子ども・子育て新制度が本格的にスタートします。そこで学童保育は初めて不十分ですが国の基準が示されました。しかし、子どもの放課後保障を権利として考えたとき、国基準にとどまらず市町村による上乗せ基準が当然求められます。本著は、小学生の放課後保障とはどうあるべきなのかのそもそも論を大切にしたうえで、市町村の条例化のために何が必要なのかを考えるうえで、とても良書でわかりやすいと思います。ブックレット形式で読み手に読みやすいというのもいいですね。各地の学童の実態も触れられ、現場から考えることができます。2014/08/17
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