内容説明
海軍兵学校に入り、戦後は日本共産党の国会議員として活躍した著者の波乱に満ちた人生を描く自伝。妻の画家いわさきちひろとの出会いと死別も胸を打つ。
目次
第1章 出版社・大同書院の長男として生まれて
第2章 熱烈な軍国少年として―北野中学の日々
第3章 海軍兵学校第七十五期生―江田島奮戦の記
第4章 敗戦後、東大法学部生として日本共産党へ
第5章 嵐の時代にいわさきちひろと出会う
第6章 人民のための弁護士として
第7章 衆議院議員に初当選する
第8章 共産党が野党第二党になった国会で
第9章 自民党政治を根底から批判し続けて
著者等紹介
松本善明[マツモトゼンメイ]
1926(大正15)年、大阪府に生まれる。北野中学、海軍兵学校を経て、1948年東京大学法学部在学中に日本共産党に入党。1949年同大学卒業、日本共産党国会議員団事務局に勤務。1954年弁護士登録、自由法曹団に所属。1967年、衆議院議員に初当選。11期33年の議員生活を経て、2003年議員引退。現在は党名誉役員、弁護士、いわさきちひろ記念事業団評議員。レッドパージ国家賠償訴訟に取り組み、松川事件を次代に語り継ぎ、三鷹事件再審を支援する会の活動に参加。憲法改悪や特定秘密保護法に関する講演活動も旺盛に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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