魔術師と予言者―2050年の世界像をめぐる科学者たちの闘い

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魔術師と予言者―2050年の世界像をめぐる科学者たちの闘い

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  • サイズ 46判/ページ数 849p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784314011907
  • NDC分類 519
  • Cコード C0033

出版社内容情報

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食料、水、エネルギー、気候変動――
30年後に地球の人口が100億人になっても、この星で全員生きていけるのだろうか?!

魔術師派は「科学の力で解決せよ!」と唱え、
予言者派は「自然を守るべく削減せよ!」と叫ぶ。
――これは、人類に迫る危機についての話だ。

現代の環境保護運動の礎となる理念を構築した生態学者ウィリアム・ヴォート=予言者派と、品種改良による穀物の大幅増産で「緑の革命」を成功させ、ノーベル平和賞を受賞した農学者ノーマン・ボーローグ=魔術師派の対立する構図を軸に、前作『1491』『1493』が全米ベストセラーとなった敏腕ジャーナリストが、厖大な資料と取材をもとに人類に迫りくる危機を描き出した、重厚なノンフィクション。《人類の未来を考えるための必読書》

 * * *

「本書は両者の成功と失敗にまつわる情報の宝庫だ。著者の目的は勝者を決めることではなく、将来に向けて、魔術師派と予言者派をどう組み合わせるべきか、その判断材料を提示することだ」
――ウォール・ストリート・ジャーナル

「特筆すべきは、著者はどちらの側にもついていないこと。読者は魔術師派がもたらした驚異的な進歩に心を揺さぶられつつ、予言者派の描く暗澹たる未来像にも頷かざるを得ない。また、科学技術の軌跡が望ましくない結果を招きうること、予言者派の勧める自己犠牲が人間の本性に反することにも気づかされる」
――カーカス・レビュー

「マンがまたもや読み応えのある歴史大作を書き上げた。彼は魔術師と予言者を両極に配置し、カテゴリーが曖昧で複雑な問題を考える材料をわれわれに与えてくれる」
――サンフランシスコ・クロニクル


《目次》

プロローグ

【第1部 ひとつの法則】
第1章 種の状態
 特別な人々/世界は一枚の培養皿/シラミと人間


【第2部 ふたりの男】
第2章 予言者
 窒素の山/孤独の楽しみ/蚊をめぐる騒動/ドン・グアノ/廃墟のモザイク/マルサス主義/生き残る道

第3章 魔術師
 もっと!/ノーム・ボーイ/二塁手/ただ野外で体を動かすことが好きだった/その元凶たる低木を絶滅させよ/バヒオにて/シャトル育種/緑の革命


【第3部 四つの元素】
第4章 土――食料
 世界人口が現在の50倍から60倍になるとき/Nの物語(自然編)/Nの物語(化学合成編)/還元の法則/泥の手品/のろま/特別なイネ/カントの倫理/樹木作物と塊茎

第5章 水――淡水
 トマト/直径275キロメートルの球/肥沃な三日月地帯/田園都市の水/経済的問題/3R

第6章 火――エネルギー
 ピットホール/奇妙な森/石油不安/巨大なランプシェードをさかさまにひっくり返したような/ハバートの怒り/売り買いする商品ではない

第7章 空気――気候変動
 あっという間の100万年/奇人変人/門外漢/モラルをめぐる考察/大量死が起きるだろう/抽象的であいまいなもの/まずは石炭から/地球をハッキングする/奇妙な森

【第4部 ふたりの男】
第8章 予言者
 出発/4万人が驚いた/必要な知的枠組み/ポイント・フォー計画/魔術師と予言者/戦闘開始!/人口問題

第9章 魔術師
 重複/不完全なダブル/めいめいが巣穴を掘って/急ぎの注文/燻蒸/失敗した革命/仕事場と社会


【第5部 ひとつの未来】
第10章 培養皿のへり
 特別な存在/修正能力/自然の法則を免れる


付記A なぜ信じるのか(その1)
付記B なぜ信じるのか(その2)

謝辞/訳者あとがき/参考文献/原注/索引


【著者】チャールズ・C. マン
ジャーナリスト、サイエンスライター、「アトランティック」誌、「サイエンス」誌の通信記者。ナショナル・マガジン・アワードの候補に3 度ノミネートされたほか、米国物理学協会、アルフレッド・P. スローン財団などの機関から数々の賞を受賞歴している。『1491――先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見』(NHK出版)は全米の話題をさらい、米国科学アカデミー・コミュニケーション賞を受賞。続編『1493――世界を変えた大陸間の「交換」』(紀伊國屋書店)も全米ベストセラーとなり、「タイム」誌の2011年度ベスト・ノンフィクション部門で第1位を獲得した。ほかに邦訳された著書(いずれも共著)に、『素粒子物理学をつくった人々』(ハヤカワ文庫NF)、『アスピリン企業戦争――薬の王様100年の軌跡』(ダイヤモンド社)がある。

【訳者】布施由紀子(ふせ・ゆきこ)
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒。マンの2作品『1493』『1491』の翻訳を手掛けている。その他の役所には、ホックシールド『壁の向こうの住人たち――アメリカの右派を覆う怒りと嘆き』(岩波書店)、タース『動くものはすべて殺せ――アメリカ兵はベトナムで何をしたか』(みすず書房)、シュローサー『核は暴走する――アメリカ核開発と安全性をめぐる闘い』(河出書房新社)、スナイダー『ブラッドランド――ヒトラーとスターリン大虐殺の真実』(筑摩書房)など多数ある。

内容説明

食料、水、エネルギー、気候変動―30年後に地球の人口が100億人になっても、この星で全員生きていけるのだろうか?魔術師派は「科学の力で解決せよ!」と唱え、予言者派は「自然を守るべく抑制せよ!」と叫ぶ。―これは、人類に迫る危機についての話だ。現代の環境保護運動の礎となる理念を構築した生態学者ウィリアム・ヴォート=“予言者派”と、品種改良による穀物の大幅増産で「緑の革命」を成功させ、ノーベル平和賞を受賞した農学者ノーマン・ボーローグ=“魔術師派”の対立する構図を軸に、『1491』『1493』が全米ベストセラーとなったジャーナリストが、厖大な資料と取材をもとに人類に迫る危機を描き出した、重厚なノンフィクション。人類の未来を考えるための必読書。

目次

第1部 ひとつの法則(種の状態)
第2部 ふたりの男(予言者;魔術師)
第3部 四つの元素(土―食料;水―淡水;火―エネルギー;空気―気候変動)
第4部 ふたりの男(予言者;魔術師)
第5部 ひとつの未来(培養皿のへり)
付記 なぜ信じるのか

著者等紹介

マン,チャールズ・C.[マン,チャールズC.] [Mann,Charles C.]
ジャーナリスト、サイエンスライター。「アトランティック」誌、「サイエンス」誌の通信記者。ナショナル・マガジン・アワードの候補に3度ノミネートされたほか、米国物理学協会、アルフレッド・P.スローン財団などの機関から数々の賞を受賞している。『1491―先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見』(NHK出版)は全米の話題をさらい、米国科学アカデミー・コミュニケーション賞を受賞。続編『1493―世界を変えた大陸間の「交換」』(紀伊國屋書店)も全米ベストセラーとなり、「タイム」誌の2011年度ベスト・ノンフィクション部門で第1位を獲得した

布施由紀子[フセユキコ]
翻訳家。大阪外国語大学英語学科卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

74
魔術師とは技術革新こそが本道という科学者たち。予言者とは何よりも環境重視の科学者たちを総称。名著だと思うが、あまりに大部。本文だけでも730頁。参考文献や注、索引を含めると850頁!  大物好きな吾輩の読書経験の中でも上位に入るだろう。2023/01/04

Akiro OUED

12
人類の存在は、地球にとって悪夢だ、という予言者の行き着く先と、人類の存在は、地球にとって運命だ、という魔術師の行き着く先には、ヒトの生存可能性を合理化する優生思想という合流点があるんじゃないだろうか。両派に対して批判的な視点を提供する著者の筆圧の高さに、一気読み。好著。2022/07/01

Hiroo Shimoda

12
これは面白い。環境問題を巡る対立についての理解が深まる。グレタは是が非か、石炭火力へのアプローチは日欧で何故すり合わないのか、ESGは新たな投資対象を作るだけのためか、色々と考えさせられる2022/07/01

Shori

8
重い。培養皿でバクテリアが急増後死滅するように、生物学の見地からは人間も自滅する運命にある。だから環境収容力を超えないよう社会と個人を変える(予言者)のか、知恵と工夫で乗り切る(魔術師)のか。思想的には魔術師なのだが、第三部で示される課題(気候変動、土壌、水質、エネルギー)からは、このままの方向で持続可能とは到底思えない。個人・家族単位での日々~将来の関心と別次元のようで、実は子供~孫に確実に影響が及ぶ問題。ピークオイル理論のように、過去同様杞憂で終わるかもしれない、と虫のいい想像をしたくなるほどの難題。2023/04/15

かっさん

7
魔術師と予言者 #読了 人類が活動を続け、数が増えても地球はそれを支え続けられるのか?について、魔術師派(科学技術で解決していけるはず)と予言者派(今すぐやめないと大変なことになる)の2つのアプローチから、食料、水、エネルギー、気候変動の問題とその歴史をたどる。めちゃ勉強になった。 https://t.co/WtvS3cIbUK2022/05/17

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