内容説明
東アジアの国境問題から女性政治家の国際比較までアンダーソン理論の最前線!講義録のほか、「アンダーソンはいかに誤読されたか」などの刺激的なトピックをめぐり、各領域の専門家15人がグローバルな視野で討議した内容も収録。
目次
第1部 ベネディクト・アンダーソン奈良女子大学講義―アジアのナショナリズム(アジアのナショナリズム―ナショナリズムの四類型に照らして;アジアのナショナリズムの特徴―大いなる多様性;王位継承と女性;女性政治家とナショナリズム―アジアとヨーロッパ;国境の問題)
第2部 討議記録「想像の共同体」論の受容と射程(アンダーソンと日本―受容のあり方から見えるもの;「生きられるナショナリズム」―ナショナリズム理論の説明力をめぐって;ナショナリズムとジェンダー・身体性)
著者等紹介
小川伸彦[オガワノブヒコ]
1962年、京都生まれ。1986年、京都大学文学部卒業。同大学院博士課程単位取得退学。京都大学助手をへて、現在、奈良女子大学文学部教授。専門は、社会学(文化遺産論ほか)
水垣源太郎[ミズガキゲンタロウ]
1967年、京都生まれ。1990年、京都大学文学部卒業。同大学院博士課程単位取得退学。現在、奈良女子大学文学部准教授。専門は、社会学(政治社会学、組織論ほか)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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