内容説明
子どものからだと心の診断を“実感”から始め自律神経、前頭葉、貧血、睡眠、姿勢など背後に潜む真相を突き止めて、その防止策を示す「子どものからだと心・ちょっと教えてQ&A」
目次
第1部 “実感”からはじめるからだと心の診断(“実感”を基にした“事実”の追究;自律神経問題:すぐ“疲れた”という子どもたち(1)
前頭葉問題:すぐ“疲れた”という子どもたち(2)
貧血傾向問題:すぐ“疲れた”という子どもたち(3)
体温問題:やる気が湧かない子どもたち、頑張りすぎの子どもたち ほか)
第2部 子どものからだと心・ちょっと教えてQ&A(「いまの子どもたちは、自律神経が心配ということですが、どうすれば、自律神経は発達するんですか?」(自律神経問題、体力問題)
「うちの学校では、午前中に不調を訴えて、保健室にくる子どもがいっぱいいます。体温を測定しても、35℃台で眠っているのと同じような状態といった感じです。どうしてあげればいいんでしょうか?」(自律神経問題、体温問題、…)
「うちの子は、“くすぐりっこ”や“たかい・たかい”が大好きです。これって、『じゃれつき遊び』や『ワクドキタイム』と同じような効果があるんですか?」(前頭葉問題)
「うちの子は小学生なので、“じゃれつき遊び”や“くすぐりっこ”を一緒にやるのはちょっと…!?」(前頭葉問題)
「男の子が“幼い”というのは、とても納得です。でも、どうして、男の子ばかりが心配なんですか?」(前頭葉問題) ほか)
著者等紹介
野井真吾[ノイシンゴ]
学校保健学、教育生理学、発育発達学、体育学を専門領域として、子どもの“からだ”にこだわった研究活動を続けている。1968年、東京生まれ。日本体育大学大学院修了、体育科学博士。東京理科大学理工学部専任講師、埼玉大学教育学部准教授を経て、日本体育大学教授。社会活動:子どものからだと心・連絡会議議長、『子ども白書』編集委員、『保健室』常任編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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