汐凪を捜して―原発の町大熊の3・11

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784780306521
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0095

内容説明

原発事故で全町避難を強いられた福島県大熊町、あの時何が起きていたのか。行方不明の少女、汐凪ちゃんを捜し続ける家族と町の人々の証言でつづるドキュメント。

目次

第1章 春待つ浜で
第2章 3月11日午後2時46分
第3章 そして、津波が襲った
第4章 まさかの原発事故
第5章 「町を出ろってですか!」
第6章 声が聞こえた
第7章 バリケードでふさがれた故郷
第8章 町と原発、それぞれの思い
第9章 汐凪を捜して
あとがき 掲載できなかった一枚の写真

著者等紹介

尾崎孝史[オザキタカシ]
1966年、大阪府生まれ。写真家。主に沖縄、中東で撮影を続ける。リビア内戦の撮影中3・11を迎え、帰国後福島を継続取材。週刊朝日、週刊新潮、DAYS JAPAN、グローバルボイス、韓国タレク新聞など内外のメディアで被災地福島のルポを発表する。第37回視点展で組作品「厳冬警戒区域」が視点賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あやの

18
地元のテレビでは時々取り上げられている木村さんのご家族の記録。 自分の家族が行方不明になって探しにも行けないと思ったら、どんなに苦しいか。自衛隊も警察も探してくれない、自分もそこに行けない……。そんな理不尽なことはあってはいけないな。 心優しい汐凪ちゃんの想い出を語る家族の方や近所の方、お友だち。ずいぶんたくさんの人に取材したんだなと思った。 そして、原発事故に対する大熊町のみなさんの複雑な思いも垣間見えた。2016/03/28

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