目次
第1章 幼児期の発達と保育(三歳児の発達と保育―安心できる関係から友だちと一緒が楽しい関係に;四歳児の発達と保育―仲間をくぐって自分に気づく;五歳児の発達と保育―仲間をくぐって自分を集団の中に位置づける)
第2章 幼児期の遊びと生活(仲間との豊かな遊びを保障する;子どもの生活の問題と保育の課題)
第3章 幼児期の遊びと生活を豊かにする実践(心地よい居場所と関係をつくる実践(三歳児クラス)―実践「まさこちゃんのおうち・みゆきちゃんのおうち」
小規模保育園での集団遊びを面白くする実践(四歳児クラス)―実践「クラスの枠を越えて継続して遊んだ鬼ごっこ」
子どもたちが集団の力関係を乗り越える実践(五歳児クラス)
一年を通して遊び込む実践(三歳児クラス)
保育者集団と地域との連携が子どもの自然体験を支える実践(四~五歳児クラス))
第4章 幼児期の保育を深めるために(発達に弱さを抱えた子どもとクラスづくり;子どもと自然―飼育動物との関わりから見えてくるもの;幼児期の保育から考える小学校との接続―段差を乗り越える力を;子どもをとりまく大人同士の関係づくり―保育の課題を大人の問題につないで)