目次
カウンセリングとは、どういうことか?
カウンセリングと物語―生きるとは自分の物語をつくること
今日の社会とカウンセリング
カウンセリングの基本問題
カウンセリングの人間観と基本的態度
カウンセリングの展開プロセス
クライエント(来談者)中心療法
認知療法
交流分析
学生たちは「カウンセリング論」の授業をどう受けとめたか
著者等紹介
高垣忠一郎[タカガキチュウイチロウ]
1944年、高知県生まれ。専攻は臨床心理学。立命館大学大学院応用人間科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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alto弾き
2
不登校の子供に苦しみカウンセリングを受けて半年後、自分が少し変わった気がする。カウンセリングって何?と思い読んだ本。先生が長年、登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人をされ「自己肯定感」の提唱者であることも知らなかった。先生の著作は多いがどの本でも「自分が自分であっていい」ということを言われている。この本を読み子供の苦しさを初めて理解することができた。2023年10月には登校拒否・不登校問題全国のつどいで先生のお話を聴いた。病を押して話された講演後、列を作った沢山の方々と笑顔で話す先生のお姿が印象的でした2023/05/20
takae85
1
なんやかんや読めてなかった。今の状態で読むとわりとキツイ部分もあるが、自分にどう向き合うか、自分の認知の歪みは何か振り返った。今はかなり認知が歪んでいるところだが、それをどう自覚し、他者とどう向き合うか考える土台になった。定期的に読み直したい。2020/05/17
affistar
0
この本は立命館大学での「カウンセリング論」の授業をもとにして書かれています。カウンセリングが注目されている背景にあるものや、カウンセリングとはそもそも何ぞやということ、具体的な理論や方法などが書かれてあります。この本を読んで、カウンセラーはクライアントに寄り添って、クライアントが問題を解決するのを手助けする存在なのだと知りました。教員をしているので、中には「しんどい生徒」もいます。そのような生徒にどういう風に向き合っていけばよいかを考えるきっかけとなりました。2015/11/08
ス。
0
不登校親の会の世話人さんから教えてもらった。高垣先生のやさしい授業。自分自身の自己肯定感があまりにも低くすぐに鬱々してしまうので、何かヒントをもらえるかと思い読んだ。まるごとの自分を愛するんだなぁ。自己一致していくこと。寄り添ってくれる言葉たちに癒されました。 2025/01/03
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