内容説明
福祉国家を築いたデンマークの、個の育ちを支え、対話を重視する人育ちを紹介し、私たち自身の会話、学び方を問う。フレキシブルな職業能力の形成についても提起。
目次
第1部 デンマークと出会う(“よく遊べ”の子ども時代;笑顔が自慢ヒメレブ国民学校;子どもの居場所 ほか)
第2部 デンマークの人育ちに学ぶ(向き合って話す家庭で学校で;応答の質を問う;暮らし方・働き方を振り返るアキの話 ほか)
第3部 これからどうする?―展望ある人育て(教え方を問う;学びの姿勢をふりかえる;人と人の関係を回復する ほか)
著者等紹介
江口千春[エグチチハル]
1940年生まれ。教員時代から子どもの自発性と創造性を生かす活動を模索。“手をつなごう”みんなが安心できる暮らしネットワーク代表。国際NGO DCI日本支部/ネパール旅の会/子どもの権利条約をすすめる八王子の会に所属
ダム雅子[ダムマサコ]
上智大学外国語学部卒。文化女子大学教授、東海大学講師を勤めた後、現在翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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