抑止力を問う―元政府高官と防衛スペシャリスト達の対話

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抑止力を問う―元政府高官と防衛スペシャリスト達の対話

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  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784780303926
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0031

目次

1 抑止力の意味と日本の防衛政策―道下徳成氏との対話
2 冷戦終了後の核抑止力の行方―小川伸一氏との対話
3 「リベラル抑止」という考え方―植木(川勝)千可子氏との対話
4 海兵隊の沖縄駐留問題を論じる―山口昇氏との対話
5 日本独自の安全保障を構想する―加藤朗氏との対話
6 冷戦後のNATOと日米関係―広瀬佳一氏との対話

著者等紹介

柳澤協二[ヤナギサワキョウジ]
東京大学法学部卒。防衛庁に入庁し、同運用局長、防衛研究所所長などを経て、2004年から2009年まで内閣官房副長官補(安全保障担当)。現在、防衛研究所特別客員研究員

道下徳成[ミチシタナルシゲ]
政策研究大学院大学准教授。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)Ph.D.(国際関係学)。専門は、戦略論、日本の防衛政策、朝鮮半島の安全保障

小川伸一[オガワシンイチ]
立命館大学アジア太平洋大学客員教授。エール大学Ph.D.(政治学)。専門は、核戦略、核軍備管理、安全保障論

植木千可子[ウエキチカコ]
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。マサチューセッツ工科大学Ph.D.(政治学)。専門は、国際関係論、安全保障論

山口昇[ヤマグチノボル]
防衛大学校総合安全保障研究科教授。元陸上自衛隊研究本部長(陸将)。専門は、日米同盟、軍事史

加藤朗[カトウアキラ]
桜美林大学リベラル・アーツ学群教授。国際政治学修士、元防衛研究所所員。専門は、国際政治学、紛争論

広瀬佳一[ヒロセヨシカズ]
防衛大学校総合安全保障研究科教授。法学博士、元在オーストリア日本大使館専門調査員。専門は、国際政治史、ヨーロッパ安全保障論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やまべ

1
これは良書。防衛省・自衛隊関係者など防衛・安全保障の専門家らによる対談集。おおむね、海兵隊の日本駐留は「有益」との論調だが、それは象徴的な意味においてであって、軍事的な意味での抑止力としての効果はないという。その意味で、海兵隊基地が沖縄に存在する必然性には疑義が生じる。国内政治上の課題という面での在沖米軍基地問題へのアプローチは本書には見られないが、それは安全保障論が主題であるためしかたないか。いずれにせよ、「抑止力」はマスメディアやそのへんの軍事オタクが語るほど単純なものではないということがよくわかる。2011/01/13

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