内容説明
思春期に育む「性の基礎学力」とは何か。性教育も大事な「学力形成」である。2年余の調査による若者の性の実態をふまえて、性の教材・カリキュラムとその実践を提示。
目次
第1部 思春期・青年期の性をめぐる実態と問題(アンケート調査から見えてくる問題;養護教諭が語る思春期生徒の性の問題状況と背景;医療現場から見た10代の性の実態と問題状況)
第2部 性の学力形成のために(学校における性教育の現状と性教育スタンスの考え方;性教育に学力形成の視点を当てる意義とその工夫;思春期における性教育実践と教材づくり・実践づくり;教員養成教育における性の教育と教師に求められる素養)
著者等紹介
数見隆生[カズミタカオ]
1945年和歌山県生まれ。1971年東京教育大学大学院修了。1972年宮城教育大学に赴任。1991年宮城教育大学教授。2002~2004年同大附属小学校校長兼務。2005年10月日本学校保健学会年次学会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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