内容説明
ひたすら漁場を壊し続けてきた調整池とは何だったのか!?その実態が白日のもとに。
目次
第1章 有明海異変概説(諌早湾干拓の歴史と現状;大規模な赤潮の発生と貧酸素の連鎖)
第2章 諌早湾調整池の実態(初めて訪れた調整池はアオコだらけ;調整池の水は農業に使われているのか? ほか)
第3章 おかしな話(「開門したら大変なことになる」というプロパガンダ;水質委員会(諌早湾干拓調整池等水質委員会) ほか)
第4章 未来へ(開門しなくても必要な水源と排水機場;干拓地農業について ほか)
著者等紹介
高橋徹[タカハシトオル]
1954年福岡県生まれ。熊本保健科学大学衛生技術学科教授。博士(農学)。専門:海洋生態学(海産無脊椎動物の寄生共生)。Plankton & Benthos Research編集委員
堤裕昭[ツツミヒロアキ]
1955年佐賀県生まれ。熊本県立大学環境共生学部教授。理学博士。Plankton & Benthos Research編集委員長。専門:海洋生態学(沿岸海洋環境、マイクロバブルによる養殖環境改善など)
羽生洋三[ハニュウヨウゾウ]
1950年福島県郡山市生まれ。有明海漁民・市民ネットワーク事務局(調査研究担当)。専門:経済学(経済史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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