目次
序 障害者自立支援法廃止をめぐる動向をどう見るか
第1章 障害者総合福祉法の基本視点(障害者総合福祉法への期待―新法は障害当事者や家族の実態を変えられるか;障害をもつ者の権利条約批准に向けて求められる制度改革―障害者基本法・障害者差別禁止法・障害者虐待防止法への視点)
第2章 障害者総合福祉法への具体的提言(1)福祉サービス法の視点から(障害の範囲と福祉サービス支給決定方式のあり方を考える;障害者を地域で支える相談支援を考える;居宅生活を支える支援機構を考える;日中活動の場のあり方を考える;暮らしの場のあり方を考える)
第3章 障害者総合福祉法への具体的提言(2)障害児者の権利保障の視点から(障害児支援の仕組みを考える―療育システムと学齢期・子育て支援;障害者の就労問題解決のために;障害者の所得保障を考える;障害者の高齢化の課題を考える;障害者の医療的ケアのあり方を考える;精神障害者の地域生活を支えるために;福祉労働をより安定的なものとしていくために)
第4章 社会福祉のあり方の根本的転換を(障害者自立支援法の根本問題は何であったか―高齢者・障害者総合福祉法の制定を;消費者主権主義を乗り越えて)