目次
第1章 広島と長崎の記憶―核時代の幕開けを考える
第2章 世界はなぜ核兵器撤廃に失敗したか―人びとは核兵器の異常に気づいていた
第3章 核抑止論を批判する―核兵器は戦争を防止するか
第4章 核兵器撤廃への新しい機会―冷戦は終わったが核兵器はなくならない。何をなすべきか
第5章 非核兵器地帯の設立―「核兵器のない世界」へのもうひとつの条件
第6章 核兵器撤廃の諸条件―核兵器の政治的価値と軍事的効用を低くする
第7章 弾道ミサイル防衛の迷妄―何のためのミサイル防衛か
第8章 「核兵器のない世界」の維持―核兵器をつくる知識と技術はなくならない
補章 安全保障と軍縮―国家の安全保障に軍事力は不可欠か
著者等紹介
杉江栄一[スギエエイイチ]
1928年12月18日、東京都生まれ。同志社大学大学院法学研究科修了、三重短期大学講師・助教授をへて、中京大学法学部教授。日本科学者会議幹事、「日本の科学者」編集長、日本平和学会理事などを歴任。国際政治学、軍縮問題。現中京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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