内容説明
血液型、星占い、水からの伝言、マイナスイオン、虫の知らせ、念力、超能力etc.疑似科学の「ふしぎ」を解明、スプーン曲げなどにも挑戦。だまされない極意をゲットしよう。
目次
血液型で人の性格は決まるの?
血液型で人の優劣を決めたお話!
星占いを信じていいの?
占いは役に立つのかな?
「水からの伝言」の話は本当?
マイナスイオンって何?体にいいの?
健康食品ってホントに効くの?
使った、治った、だから効いた
自然治癒力や免疫力って万能なの?
アポロが月に行っていないってホント?〔ほか〕
著者等紹介
安斎育郎[アンザイイクロウ]
1940年、東京生まれ。東京大学卒、工学博士。現在、立命館大学教授、立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、日本科学者会議代表幹事、Japan Skeptics(超自然現象を批判的・科学的に究明する会)元会長。手品のテクニックを使って不思議現象を再現する講演・講義が人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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白義
10
血液型占いやマイナスイオン、言葉がわかる水などといったインチキ科学を批判しながら、具体的な科学を教えてくれる本。主要な血液型因子の数は400で、それらの組み合わせは4000兆通り、という話を聞くと、もはや体感で血液型診断を信じる気がなくなってしまう。実はニセ科学とは、本物の「科学」を考えながら知る上で実は格好のテーマでもある、というのを知れる。その見かけ上の不思議さは人を惹き付けるし、根本にある方法や発想を知れば「科学」と「科学じゃないもの」の境界が体感でわかってくる2013/07/04
もふもふ
1
ためになった!★2010/06/26
SK
0
210*占い、「水からの伝言」、マイナスイオンなどの疑似科学から、陰謀論や念力、手品など、科学と非科学を教えてくれる本。バイアスや相関関係、因果関係の話も出てくる。中学生とか、若いうちに読んでおきたい。血液型診断は、人種差別にも利用されたとのこと。2014/10/28
ITAL
0
これはお勧めだ。2010/07/06
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- 和書
- あの娘は石ころ 双葉文庫