内容説明
戦争責任論の総決算。責任を認める人、否定する人。ここに両者の対話がはじまる。
目次
第1章 戦争責任とはどういう概念か(戦争責任という言葉の意味は何でしょうか;戦争責任で具体的に何が問題となっているのでしょうか ほか)
第2章 東京裁判の評価をめぐって(ニュルンベルク裁判と東京裁判とはどのような裁判だったのでしょうか;国際軍事裁判所憲章と極東国際軍事裁判所憲章は内容的に違うのでしょうか ほか)
第3章 靖国神社、戦後補償、教科書問題をめぐって(靖国神社の何が問題なのでしょうか、日本の勝手ではないのでしょうか;国家のために犠牲になった人を悼むのは当然ではないでしょうか ほか)
第4章 ドイツと日本(ドイツは戦争責任問題で日本の模範なのでしょうか;ドイツは本当に戦争責任を認めているのでしょうか ほか)
第5章 国際社会と戦争責任(日本やドイツの責任を問題にすることだけで足りるのでしょうか;現在の価値観で歴史を断罪すべきではないのではないでしょうか ほか)
著者等紹介
清水正義[シミズマサヨシ]
1952年横浜市生まれ。1985年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、白鴎大学法学部教授(専攻はドイツ現代史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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