内容説明
「先生、学校が楽しくないよ」「先生、僕も高校へ行きたい」子どもたちは、次々と課題を出してくる。著者は、子どもたちに課題を出されるたび、「教育とは何か」を考える。課題に応えたとき、子どもたちの笑顔は広がる。著者は、子どもの笑顔を絶やさぬように、平和な日本を子どもたちに引き継いでいく、そんな教師をめざしてきた。そして最後に、「教師をやってきて本当によかった」、そんな思いで、著者の教師としての実践をまとめたのがこの本である。
目次
序章 宿題は出しません
第1章 新任はつらいよ―中学校
第2章 子どもの目線で―小学校
第3章 子どもに支えられて―中学校
第4章 学校にオアシスを―中学校
第5章 子どもの方を向いて―小学校
終章 今も教え子に支えられて―退職
著者等紹介
早川教示[ハヤカワキョウジ]
1944年生まれ。1968年愛知教育大学数学科卒業。37年間愛知県公立小中学校の教員。2001年~2002年愛知県教職員労働組合協議会議長。2004年3月31日定年退職。2005年名古屋芸術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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