内容説明
自己肯定感を知識として知ってはる人は、ようけいてはります。でも、ほんまにわかってはるひと、どれぐらいいてはりますんやろか?結局、なんや「自己肯定感」が大事や大事やといいながら、自己肯定感を台無しにしてはるんですわ。何をやってはるんですかねぇ。嘆かわしいことですわ。おおらかな心のコラボレーション。臨床心理学者と詩人・版画家の共同作業からうまれたココロの絵本。
著者等紹介
高垣忠一郎[タカガキチュウイチロウ]
1944年、高知生まれ。臨床心理学者
山田喜代春[ヤマダキヨハル]
1948年、京都生まれ。版画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 評価
絵本と児童書が多い本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青蓮
82
読むのは4回目です。時々思い出した時に開いて読んでます。「自己肯定感」を育てるのはなかなか難しくて思うようにいかないけれど、それでも諦めずに自分と向き合っていきたいです。自分自身とは別れることはできないから。また悩んだ時にでも読み返そうと思います。2016/02/16
青蓮
82
読むの3回目。友人がくれました(自分でも買って持ってるんだけど)。なかなか自分のダメな所を受け入れられないけれど、この本を開くと「私はありのままの私であっていい」と思わせてくれます。良いところも、ダメなところも、全てひっくるめて私。自分を好きになってあげたい。2015/10/26
ぱんにゃー
29
すごく解り易い本です。①自己肯定感を高めねばならない←×(今の自分を否定)、②「自分が自分であって大丈夫」←△(すぐにはそう思えない)、③自己肯定感って、なんやろう?(本質を知る)←☆ ここ。 ありがとうございます。(コ)2013/12/15
青蓮
26
やさしく語りかけるような文章が心に沁みました。版画も素敵。私は劣等感の塊だけど、それを否定せず、美点も欠点も引っくるめて、あるがままの自分を受け入れることが大切なんだなと思いました。なかなか簡単にはいかないけど、駄目な自分も好きになってあげたいし、そうするとで自分が凄く変わる気がしています。本書を貸してくれた友人に感謝。2014/03/27
テディ
20
いいも悪いも認め、両方を抱えて生きていく。悩みがある自分を否定しない。そうやって生きていいんだよ、と言われるのは、すごく救われる気がしました。2015/05/08