内容説明
「日本で最も美しい村連合」33回を数える町の音楽会、過疎地の新しい交通システム、漆器の館、木地師の館etc.自前の「木曽学」に基づく創意・創造の町への挑戦。
目次
第1章 木曽町、いい町(農村、その豊かさを考える;日本で最も美しい村連理事会 ほか)
第2章 町づくりに思いを馳せて(創造の町・未来の町;木曽学研究所と木曽学講座 ほか)
第3章 町長、日々折々(灯台守の死;釣り船、丸万丸 ほか)
第4章 わたし、そして日本と地球(母と木曽寮;人は理想を失うとき老いる ほか)
第5章 木曽谷の四季に生きて(こどもの頃;青年団活動、やがて日本共産党へ ほか)
著者等紹介
田中勝己[タナカカツミ]
現在、長野県木曽町長、木曽広域連合長、日本一美しい村連合理事。1937年生まれ。木曽山林高校林業科卒業。日本共産党の木曽福島町議8期、副議長を務める。国有林再生のための全国運動を展開。木曽福島町長2期、木曽町合併協議会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
32
07年に木曽御嶽学術大会が開かれたようだ(36頁~)。木曽福島町役場のときに職員の考え方を変えることに腐心したという(49頁)。木曽町に合併して、職員の考え方は悪い方に変わったんではないだろうな? 年間1億8千万円で交通システム英断というが(06年)、100円で回るはずはない。1人も乗っていないときもあるのだから、コストは回収できていない。赤字が増えるだけ。過疎化して住民負担が増えるだけ。担任の今井弘幸先生といっているので(183頁)、そういうご関係だったのだろう。2016/01/05