ハンセン病 反省なき国家―『「いのち」の近代史』以後

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  • サイズ B6判/ページ数 206p
  • 商品コード 9784780301748
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0036

内容説明

隔離施設内に放置されていた118体の胎児標本は何を意味するのか―敗訴確定後も過ちを認めない国と同調者の素顔。2001年5月、ハンセン病国賠訴訟の熊本判決を受け入れ、過ちを反省したかに見えた国・厚労省。だが実は控訴断念の瞬間から、強制隔離政策の正当化と責任回避の論理が主張されていた。熊本判決以後もやまない国家の無反省ぶりと開き直りの言説を批判。また、新たに判明した日本軍占領下の「南洋群島」での患者虐殺の事実に初めて光をあてる。

目次

序章 2001年5月以後
第1章 熊本判決からの出発―裁かれなかった犯罪
第2章 「救癩」思想と皇室―「御仁慈」の押し売りと過ちへの無反省
第3章 光田健輔と小笠原登―学者のあるべき姿について
第4章 戦争犯罪としての隔離―「南洋群島」で虐殺の痕跡をたどる
補論1 ききとりOdiu Rengos氏
第5章 国の「まきかえし」―強制隔離正当化論の復活
第6章 ハンセン病をめぐる差別の連鎖―問題解決の手がかりとして
補論2 ハンセン病問題の現場から―新聞紙上の評論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りんふぁ

1
そうかー戦前の南の島や満州にも居たのか。いろんな角度から切り込んでみて書いていて、初めてしることもありなんだか深く考えてしまう。時代に流して良くなかった政策は地味に思想に根付いているように感じるのは私だけかしら。2018/04/27

ゲンゲン

1
ハンセン病に関わる国の隔離政策は確かに酷いと思える。その記述は実に詳しく説明されいた。ただその国家政策に対する非難は理解できるものの、そこに終始し過ぎていて、実際にハンセン病自体がなぜ隔離が必要ないのか、その病理につてほとんど科学的根拠が示されていないので、なんとなく感情的に怒りを爆発させているだけのようにも見えるのが残念だった。科学的根拠を冒頭に示して、だから国家政策が間違っているという流れでないと納得しにくいかと思える。2016/02/20

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