内容説明
すべての子どもに必要な人間教育は少年院にあった!非行に走った少女たちの「育て直し」と再生の記録。人事院総裁賞を受け、朝日新聞「天声人語」が紹介。
目次
第1章 青葉女子学園はなぜ表現教育に取り組んできたか
第2章 音楽の授業と創作オペレッタ
第3章 からだほぐしと表現としての体育―「中森体育」の展開
第4章 和太鼓指導と発表会
第5章 詩の朗読
第6章 座談会「表現教育の今日的意味を問う―青葉女子学園の実践を通して」
補足説明編(少年院の概要と矯正教育の基本的枠組み;青葉女子学園の教育方針とカリキュラム;表現教育の歩みと伝えたい思い―先輩教官の言葉で綴る)
著者等紹介
中森孜郎[ナカモリシロウ]
宮城教育大学名誉教授・青葉女子学園篤志面接委員。1926年生まれ。東京都、千葉県において中学校、高等学校教諭、教育委員会指導主事を経て、宮城教育大学教授。1973年から3年間、同大附属小学校長を併任。1991年、定年退官、名誉教授となる。1994年、みやぎ教育文化研究センター設立と同時に代表運営委員
名執雅子[ナトリマサコ]
青葉女子学園長。1961年生まれ。少年院、少年鑑別所のほか、法務省、矯正研究所などに勤務。2006年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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