目次
第1部 小池清彦の主張―国民の血を流さない保障が九条だ(自衛隊は国防軍―大義なきイラク戦争;湾岸戦争の際に実感した憲法九条の意義;憲法九条のおかげで血を流さずにすんだ ほか)
第2部 竹岡勝美の決意―憲法第九条改定論を排す(何故、今、平和憲法を廃棄するのか;生命こそが天賦のもの;問われる池田大作氏の発言 ほか)
第3部 箕輪登の遺言―命をかけて自衛隊のイラク派兵阻止を訴える(タカ派と呼ばれてきたけれども;自衛隊違憲判決を受けて勉強した;平和な日本がつづくことを願って裁判へ ほか)
著者等紹介
小池清彦[コイケキヨヒコ]
1937年、新潟県加茂市生まれ。1960年、東京大学法学部を卒業し、防衛庁に入庁。英王立国防大学に留学後、防衛局計画官、官房防衛審議官、防衛研究所長、教育訓練局長を歴任し、1992年、退官。1995年、加茂市長に当選し、現在3期目
竹岡勝美[タケオカカツミ]
1923年、京都府亀岡市生まれ。1948年、京都大学法学部卒業。同年、国家地方警察本部に上級職として入庁。岡山、鳥取両県の県警本部長を歴任。1976年、防衛庁人事教育局長に。その後、官房長、調達実施本部長を経て、1980年、退官
箕輪登[ミノワノボル]
1924年、北海道小樽市生まれ。北海道大学医学専門部を卒業し、医師になる。1967年以来、衆議院議員として8期連続当選。防衛政務次官、郵政大臣などを歴任し、1990年に引退。2004年1月、自衛隊イラク派兵の差し止めを求める訴訟を起こすが、2006年5月、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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