内容説明
イタリア歴史都市の実像。暮らし、共生、成熟社会、21世紀に生きる人々と社会の縮図を見る。
目次
第1章 政治に託す暮らしと民主主義(ボローニャはテロリズムを忘れない;ボローニャの実像とエミリアン・モデル;ボローニャ政治の挫折と新たな挑戦;ボローニャ市長選挙の様相と新市長登場;ボローニャとモデナの違い、組織と人の違い)
第2章 共生の時代に生きるEUと自治体(多様な国家を認めるEU25ヵ国連合;国内で移民と共生する社会;地方自治体改革とボローニャ大都市圏市長協議会;ヨーロッパの大都市にふさわしい戦略的取り組み;ボローニャ県下の労働環境の変容;ボローニャの環境意識と現実)
第3章 成熟社会と人々の取り組み(歴史都市ボローニャ、再生への努力;子どもと子育て事情、三つの断面;子育てと人材育成の異変;学生の街・ボローニャ大学の実像;イタリアの教育改革とゼネスト;年金制度と連帯・協同の取り組み)
著者等紹介
梅原浩次郎[ウメハラコウジロウ]
1943年生まれ。名古屋市立大学大学院を経て、愛知大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得。2003年まで37年間名古屋市内の公立高等学校教諭。同年から1年間ボローニャ大学に研究滞在。愛知大学・佛教大学で非常勤講師。経修・工博。専攻は地域政策論・財政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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