出版社内容情報
MP4-20は、年間10勝もしておきながらタイトルを獲れなかった唯一のクルマです。最速マシンでありながら、脆い、それがネックで結果、致命傷となりました。このクルマのデザイナーはニューウェイですので、今回の目玉は彼のインタビューです。巻頭8ページのボリュームで届けます。99年にハッキネンがタイトルを獲って以降、おしいところまでいけても獲れていなかった。だからニューウェイは今回のインタビューで、自分がまだ速いクルマを作れることにこだわったと語っています。速さがあっても脆いクルマ、その実情を語ってもらうために、今回も多くの技術者たちに話を聞いています。ニール・オートレイ、パディ・ロウ、パット・フライ、メルセデスエンジンのマリオ・イリエンなど。当時はセナプロ以来のジョイントNo.1として注目を集めたライコネンとモントーヤのコンビ。もちろんふたりのインタビューはありますが、この年はモントーヤが負傷欠場があって、リザーブでありテストドライバーのブルツやデラロサも乗っているので、彼らにも声を聞いています
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