内容説明
トヨタやメルセデス・ベンツなどトップ自動車メーカーのブランドはいかにして現在の地位を作り出したのか?ブランドが醸成される過程とそれが崩壊する瞬間を検証して徹底解説。明日使える自動車ネタが満載の1冊。
目次
第1章 ドイツ車ブランド
第2章 フランス車ブランド
第3章 イタリア車ブランド
第4章 日本車ブランド
第5章 アメリカ車ブランド
第6章 イギリス車ブランド
著者等紹介
山崎明[ヤマザキアキラ]
1960年、東京・新橋生まれ。1984年慶應義塾大学経済学部卒業、同年電通入社。1989年スイスIMD MBA修了。戦略プランナーとして30年以上にわたってトヨタ、レクサス、ソニー、BMW、MINIのブランド戦略やコミュニケーション戦略などに深く関わる。プライベートでは幼い頃からの自動車マニアであり、保有した車は40台以上、ポルシェが最も多い(9台)。現在はマツダロードスター(ND)、BMW118d(F20)を愛用中。日本自動車ジャーナリスト協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tetsubun1000mg
12
タイトルが面白く海外の自動車メーカーの歴史とブランド力と特長など楽しく読めた。 欧州の自動車メーカーはル・マンやF1などのレースやラリーなどの実績で人気が出るのがきっかけのようだ。 日本車メーカーにも忖度なしに寸評していて清々しいほど。 トヨタも日本だけでなく世界でもトップクラスのブランド力を持つが「安心・信頼」が核心で、個性や、デザイン、走りで評価されているわけではない。 レクサスもアメリカと日本でしか展開されていない。 全般にブランド力が高いメーカーは高額になるBEV時代に生き残れるとの説には納得。2024/05/06