内容説明
「49の失敗と51の成功があった」スズキを世界的自動車メーカーに押し上げた、初代アルトの成功と鈴木修。希代の名経営者が、いま振り返る「原点」
目次
第1章 初代アルトと鈴木修
第2章 初代アルトの開発・設計
第3章 初代アルト 販売店の証言
第4章 初代アルト サプライヤーの証言
第5章 初代アルトが切り開いた未来
終章
初代アルト発表会での鈴木修社長スピーチ全文
著者等紹介
牧野茂雄[マキノシゲオ]
1958年東京生まれ。日刊自動車新聞社記者、三栄書房編集顧問、「ニューモデルマガジンX」編集長を経て2000年からフリーに。新聞記者時代には官公庁、国会、自動車メーカー、部品メーカー、流通、エネルギーなどの担当を歴任。現在は自動車技術を中心に取材・執筆活動を行なっている。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。「シニアヴィークルダイナミシストの会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっちゃん
3
アルトの開発にかける鈴木修の信念とそれに応えた開発チームの思いが凝縮された一冊。読み応えあり。2022/02/17
茜あゆむ
1
アルトについて、当時の社員やサプライヤーへのインタビューから、どのように開発され、どのような影響をスズキひいては自動車業界に与えていったのかを描く。 面白いのは、やはりそれぞれの証言で、読んでいる自分の目の前にも、当時の空気が見えてくるよう。2025/04/29
佐武尊(サムソン)
1
公共交通は衰退だから車は必要だけど、経済の停滞で所得はなかなか増えていない。 それで「若者の車離れ」とかぬかしている偉いさんの多い中、手が届きやすい質の良い軽自動車を色々な種類出しているスズキは若者のみならず日本人の味方だと思っている。 そんなスズキを育て上げた鈴木修氏の考え方はユニーク、かつ頷けるものばかりだ。 鈴木修氏は引退されて息子さんが引き継いだが、スズキにはこれからも自動車のあり方を問い続けて欲しい。2021/12/03
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