内容説明
沢村賞2回、生涯勝率.775、最多勝2回を獲得した一番負けない投手が教えてくれる「人生のディフェンス力と心のスタミナ」。
目次
ドラフト1位斉藤和巳
プロ野球選手斉藤和巳が出来上がるまで―高校野球時代
覚醒前夜雌伏の時代―プロ野球選手時代
心のスタミナ
バランス
リーダー論
思考法
人間観察と分析
対人関係
聞き流す力
食と身体
組織論
これからの選手たちに向けて
伝説の試合
コロナ禍の再放送で日本が再び震えた松阪大輔とのラストマッチ
エコノミークラスの我々に今必要な“銀言”
著者等紹介
斉藤和巳[サイトウカズミ]
元プロ野球選手、野球解説者。1977年11月30日生まれ、京都府出身。1995年、福岡ダイエーホークスにドラフト1位で入団。沢村賞2回、最多勝2回、最優秀防御率2回、最多奪三振1回など数々のタイトルを獲得し、球界を代表する先発投手として活躍。生涯勝率は.775で負けないエースとしてホークスの優勝に貢献。プロ野球ファンからは魅了した記憶に残る選手として称賛を受ける。2007年の登板後、右肩の故障と手術により戦列を離れ、6年間に及ぶ懸命なリハビリに励むもマウンドには戻れず2013年に現役を引退。引退後はテレビ東京・TVQ九州放送の野球解説者と西日本スポーツ新聞の専属評論家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もとむ
18
ソフトバンクで活躍した投手、斉藤和巳のインタビュー集。肩の故障で何度も苦しいリハビリを経験した分、説得力のある体験談がここにある。ケガさえなければ…と僕も含めてどれほどの野球ファンが思ったことか…それでも「野球に後悔はまったくない」と言い切れることが素晴らしい。それだけ努力した自負があるのだろう。秋山、工藤から始まり、小久保、松中、井口、城島、そして王監督…偉大な先輩達の背中を見ることができたことが、何よりの財産とも。確かにスゴイメンバー💦今はソフトバンクの三軍監督。是非第二の斉藤和巳を育ててもらいたい。2025/03/15
yorip
1
きん‐げん【金言】 ①処世へのいましめや教えとして手本とすべき言葉。 模範とすべき内容をもった言葉。で、銀言とは「身近な人のハッとするいい言葉」という意味で使っているらしいけど、普通のエッセイのように感じた2021/08/04