ＨＯＷ ＴＯ ＢＵＩＬＤ Ａ ＣＡＲ―空力とレーシングカー スピードを追いかける

ニューウェイ，エイドリアン【著】〈Ｎｅｗｅｙ，Ａｄｒｉａｎ〉/水書 健司【訳】/世良 耕太【監修】

三栄（2020/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 656p／高さ 20cm
• 商品コード 9784779641602
• NDC分類 289.3
• Cコード C0075

内容説明

どうすれば、もっといい仕事ができるか。レッドブル・ホンダ王座への鍵を握る自動車レース最高峰Ｆ１最重要デザイナー。ひらめきで突破する極限のエンジニアリング。ニューウェイ自身が明かす、レーシングカーができるまで。

目次

ＯＮ　ＴＨＥ　ＧＲＩＤ
ＭＡＲＣＨ　８３Ｇ
ＭＡＲＣＨ　８６Ｃ
ＭＡＲＣＨ　８８１
ＷＩＬＬＩＡＭＳ　ＦＷ１４
ＷＩＬＬＩＡＭＳ　ＦＷ１６
ＷＩＬＬＩＡＭＳ　ＦＷ１８
ＭｃＬＡＲＥＮ　ＭＰ４‐１３
ＭｃＬＡＲＥＮ　ＭＰ４‐２０
ＲＥＤ　ＢＵＬＬ　ＲＢ５
ＲＥＤ　ＢＵＬＬ　ＲＢ６
ＲＥＤ　ＢＵＬＬ　ＲＢ８

著者等紹介

ニューウェイ，エイドリアン［ニューウェイ，エイドリアン］ ［Ｎｅｗｅｙ，Ａｄｒｉａｎ］
Ｆ１の歴史上、最も優れた実績を挙げているレーシングカー・デザイナー。Ｆ１とインディカーの両カテゴリーで、レースエンジニア、エアロダイナミシスト、デザイナー、テクニカルディレクターとして多くの成功を収めてきた。ウイリアムズとマクラーレンで選手権を制覇したあと、２００７年にレッドブル・レーシングへ移籍、２０２０年現在も同チームのチーフ・テクニカル・オフィサーを務める。彼がデザインした車は、これまでにＦ１コンストラクターズタイトルを１０回勝ち取っており、デザイナーとしては史上最多となる。そして、トップドライバーたちのドライバーズタイトル獲得の手助けをしてきた。Ｆ１グランプリでの通算優勝回数は１５０勝を超える（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Atsushi Kobayashi]

広辞苑並みに分厚いですが、読み始めると止まらなくなります。面白いです

2020/05/04

[秋良]

「音速の貴公子セナ」「直線番長ウィリアムズ」などファン人口の男性比率が高いジャンルは二つ名的なものをつけられることが多い気がする。これは「空力の魔術師エイドリアン・ニューウェイ」の自伝。往年のドライバーやエンジニアが登場するので長く観ている人ほど面白いと思う。魔術師の魔法のタネは地道な努力。努力できるのも才能だよね。英国人らしいユーモアもあって「当時はまだ残っていた髪の毛をかきむしった」場面には笑ってしまった。そしてそんなニューウェイが25年レッドブル離脱のニュース！レッドブル大丈夫か！

2024/05/10

[flyinganywhere]

面白い。 技術から個人としての側面まで語ってあり、続きが気になる、よくできた本でした。 技術者として共感できることがたくさんあり、F1に限らず参考になると思いました。

2020/09/19

[ムーン]

レーシングカーデザイナーのエイドリアン・ニューウェイの自伝。 ニューウェイがF1に携わっていた時期は、ちょうど自分がF1を見ていた時期と重なっていたので、各年のグランプリの推移、あのときあの車はなぜああだったのかがよく解って面白かった。 シーズンが変わって反則的な速さのチームが突如現れる理由もこれを読むとわかる。 車だけでなく、中の人の生々しい話もとてもおもしろい。 特にロン・デニスやミハエルについては、やっぱり噂通りだったんだなと思ったｗ

2020/08/26

[しーたか]

訳者クオリティは当たり。 日本にF1が来た頃から見てる4-50歳代ならどストライク。 手書きスケッチかヒジョーに興味深いが、欲いえばもっと沢山見たい。 エイドリアーン！

2020/06/02