内容説明
どんな善人だって、何かの拍子に逮捕されてしまう事はあるだろう。そんな不幸に見舞われた場合、人はどうなってしまうのか。運悪く(?)逮捕され、実刑判決が下ってしまったひとりのサラリーマンの目を通し、一般人にとってはなかなか知ることのできない、刑務所の中の世界を赤裸々に描写。そこで待ち受けていた“塀の中の暮らし”を、豊富な(!?)服役経験を持つ作家が綴ってくれた。刑務所内でのグルメ談義や、旨いものへのあくなき探究心、不自由な生活環境でも諦めないオシャレ心など、今日もどこかの塀の中で繰り広げられる悲喜こもごもの日々がリアルに、そして面白く伝わってくる問題作!
目次
逮捕、刑務所までの道
刑務所グルメ
刑務所の知恵編
刑務所のファッション事情編
全国刑務所の処遇事情
全国刑務所の処遇事情―初犯刑務所と再犯刑務所
全国刑務所の処遇事情―特殊な刑務所
全国刑務所の処遇事情―半官半民刑務所・美祢編
解罰―工場出役
著者等紹介
影野臣直[カゲノトミナオ]
1959年大阪市出身。日本の小説家、ノンフィクション作家。大学進学を機に上京。歌舞伎町に出てキャッチバーでバイトを始め、以後ボッタクリひと筋20年。歌舞伎町最大のボッタクリチェーン「Kグループ」を築き上げる。1999年に「梅酒一杯15万円事件」で逮捕され、懲役4年6ヶ月の実刑判決を受けて新潟刑務所に服役。2000年11月に「ぼったくり防止条例」が施行されたことにより、グループは解散。2002年に仮出所した後は、裏社会人脈を生かし、歌舞伎町ネゴシエーターとして活躍。現在は作家に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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