感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とびほびこび
26
アクティブサス、セミオートマ、TCS、ABS等のハイテク禁止と給油の解禁。 最速の羽をもがれ苦悩するFW16。苦悩により偉大なカリスマである主を失ったその機体はそれでもヒルやクルサード、マンセルら英傑達の奮闘と名門が見せた底力によりシーズンを振り返ってみればコンストラクターズタイトルを死守した。タンブレロの悪夢は諸説あれど、失われた時間は二度と戻ってはこない。コクピットから発見されたという血染めのオーストリア国旗は繊細なセナならではの気遣いが伺えた。この事故で世を去った彼の早すぎる死は今なお悔まれる。 2014/04/05
tokkun1002
4
2014年。Gp Car Story vol.07。1994年。Williams FW16/B Renault RS6/B/C V10 3500cc。デザイナーはエイドリアンニューウェイ継続。最速Williams +最速セナ -ハイテク=…波乱。セナ、ヒル体制で開幕。第3戦セナ事故死。インディカー参戦のマンセルが合間に復帰しスポット参戦。デビットクルサード昇格。コンストラクターズタイトル獲得。ヒルを抑えたのはシューマッハ、決着はセナプロのあの手だが政治的な圧力と闘ったという見方も。2018/04/06
きのきの
0
セナの最後のマシン。だけど、最後はヒルが戴冠を逃したマシンとして覚えている。美しかったマシンがレギュレーション変更のあおりを受けて、単なる工作物になってしまったイメージも残っている。赤ペガでサンダーでカウルの内側を削ったようにね。あれから20年以上。技術は進歩したが、あの時の緊急対策車以上に見にくくなったマシンが走っている。2015/02/08
ハラセジ
0
ロスマンズカラーのマシンではFW17の方が好みではある。でも、セナ最期のマシンとしてこれからも語り継がれるだろうマシンなのは間違いない。セナ裁判は読んでも読んでも答えが出ないので、もう食傷気味です。永遠に解き明かされない謎なんだろうな。2024/12/11
jackal
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アイルトン・セナが駆った最期のマシン。美しくはあるが、やはり悲劇のマシンなので、次のFW17の方を美しさでは評価したい。それにしてもデイモン・ヒルは魅力的なドライバーですね。2022/12/25