子どもを選別するということ―遺伝子・障碍・デザイナーベビー

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子どもを選別するということ―遺伝子・障碍・デザイナーベビー

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  • サイズ 46判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779519130
  • NDC分類 493.9
  • Cコード C0012

内容説明

子どものDNAを「選ぶ」行為は倫理的にどこまで許される?遺伝子操作で子どもの障碍を予防することはよい?では、より能力の高い子どもをつくることは?両者に明確な差はあるのか?

目次

第一章 障碍と遺伝的選択(障碍と人間の豊かさ;優生学?)
第二章 親の選択と子どもへの義務(親の選択の境界線;倫理のふたつの次元;私たちは何をしなければならないのか―よい人生を送る適切なチャンス―;子どもたちに何をすべきか―アイデンティティと自律の尊重―)
第三章 人間の価値と遺伝的デザイン(自由、デザイナーベビー、危害原理;人間の本質の核心を守るべきか;さらなる未来)

著者等紹介

グラバー,ジョナサン[グラバー,ジョナサン] [Glover,Johnathan]
1941年英国生まれ。専門は哲学、倫理学。オックスフォード大学で学位を取得後、30年間、オックスフォード大学ニューカレッジで教鞭をとり、のちに(1998年から)キングス・カレッジ・ロンドンの医学法学倫理学センターでフェロー・講師を務め、現在はオックスフォード大学上廣実践倫理センターの特別研究員。2018年には生命倫理学者のE.エマニュエル、M.ウォーノックとともにダン・デイヴィッド賞を受賞している

戸田聡一郎[トダソウイチロウ]
1980年生まれ。専門は応用倫理学。山梨大学大学院医学工学総合教育部修了。博士(医科学)。現在は東北大学大学院文学研究科専門研究員

吉良貴之[キラタカユキ]
1979年生まれ。専門は法哲学。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学。現在は愛知大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

3
主題:DNA選択の倫理 医療的介入⇔エンハンスメント(能力増強) 境界=曖昧→原理的区別=困難 遺伝的選択+能力増強→社会格差(正義・競争力)の発生 マイナス面:保護すべき人間本性への脅威 善き生=?→生命倫理から限界を探る 障碍の排除=危険→受容+支援=多様性社会2026/04/22

オリーブ畑さん#olBQive

1
図書館の新刊コーナーより。障碍を理由にした子の選別は、①障碍は「人間の豊かさ」への障壁として理解される②親は子の「人間の豊かさ」を損なうのを避けることが道徳的に許容され得る(ただし2章では許容から義務に強化されている)点において擁護できる、というもの。本人は明言していないが彼の立場はリベラル優生学に近いかもしれない。ただ本書は、動機や意図の射程を水準に議論を展開している感があり、そこにナチ優生学へのトラウマを感じるというか、逆に楽観的というか健常者的というか、西欧の行儀のいい議論だなあという印象でした。2026/05/27

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