目次
序章 各国の早期離学に対するさまざまな実践から考える(園山大祐)
第1部 予防と介入の実践例(予防・介入の取り組みにみるドイツの早期離学対策 多職種連携に取り組むハンブルクを事例に(布川あゆみ)
ドイツの不登校・早期離学と学校外の教育機会としてのソーシャルワーク(辻野けんま)
早期離学の抑制に取り組むイギリスの学校 困難を抱える若者を支えるコンテニュー・プラス・アカデミー(小山晶子・菊地かおり)
ベルギー・ブリュッセル首都圏地域の早期離学対策における「予防」と「介入」戦略 フランス語圏の「AMO」と「SAS」の役割に着目して(見原礼子)
オランダにおける早期離学の予防・介入・補償 ロッテルダムの学校と地域の若者支援ネットワークを事例に(福田紗耶香))
第2部 補償の実践例(スペインにおけるセカンドチャンススクールの「補償」的役割 公立バサウリ基礎職業訓練学校の事例から(有江ディアナ)
ノルウェーにおける早期離学者への支援 オスロにおける補償教育の事例(中田麗子)
エストニアにおける早期離学への予防・介入・補償 小国の小規模なインクルーシブ環境(丸山英樹)
早期離学率減少に向けたポルトガルの教育改革と補償の取り組み セカンドチャンススクールに注目して(二井紀美子)
フランスの小規模高校「ミクロ・リセ」から問い直す「学校」像(島埜内恵)
スウェーデンにおける早期離学対策の実践 包括的で柔軟な取り組み(本所恵・林寛平))
終章 能力主義の罠に落ちないために(池田賢市)
著者等紹介
園山大祐[ソノヤマダイスケ]
大阪大学人間科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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